転校をくりかえしても猫の恋
ざらめが星屑のようだときみが言 い冬銀河
甘たるい逢瀬のあとの木は裸
十二月二人と縁を切って朝
波の華きみの指輪を埋めて踏む
冬の水じつは濁っていたら良い
冬ざれか手を見るだけにして帰る
皿一つだけ洗っている冬の暮
女のみ肌を失う冬の星
雪中花ほど暗くない繁華街
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